【体験談】競技かるた「第45回高校選手権大会」の全貌と楽しみ方

こんにちは。凸凹シングルマザーのaumです。

みんさん「競技かるた」をご存知ですか。
広瀬すずさん主演で話題となった「ちはやふる」、百人一首を使った競技「畳の上の格闘技」です！

競技かるたをやっている高校生にとって真夏のビッグイベント「全国高等学校選手権大会」団体戦・個人戦が開催されました。今年で45回目です。

娘は団体戦には出場できませんでしたが、個人戦でC級へ昇級することができました。

大会の運営スタッフの皆様は暑い中、本当にありがとうございました。

＜この記事でわかること＞
・あまり知られていない競技かるたの大会について
・百人一首「くじ」の楽しみ方

開催場所は「ちはやふる」でおなじみの近江神宮

小倉百人一首1番を詠んだ人は誰でしょうか。

そう、天智天皇を祀る近江神宮は競技かるたの聖地です。

映画「ちはやふる」で広瀬すずさんも来られています。

今年（2023年）も7月22日・23日、全国からおよそ1,400名の高校生が集結し、熱戦を繰り広げてくれました。

22日　団体戦（かるたの甲子園）
23日　個人戦

団体戦はYouTubeでもLIVE配信されます。解説付きなので、競技かるたをやっている人は必見です！
第45回高校選手権大会（かるた甲子園決勝）

今年の参加人数、ざっと数えてみました。
A級55名（1グループ）、B級250名（5グループ）、C級270名（5グループ）、D級800名（26グループ）

大会前から盛り上がる記念Tシャツ、今年はオレンジとパープル

漫画「ちはやふる」著者・末次由紀さんによるメッセージを添えたイラストがプリントされた、オリジナルのT シャツ。

第45回全国高等学校選手権大会なので、45番の札「あわれ」が左胸に描かれています。

売上は製作費等の経費を除き、全額大会運営費に寄付されるようで、我が家もパープルを3枚購入しました。

個人戦の開会式　各学校オリジナルの部活Tシャツがかっこいぃ

通っている高校に競技かるた部がない子でも、個人戦は参加できます。部活Tシャツを着ていない子もちらほらいますね。

前日の団体戦（かるた甲子園）から引き続き参加している子もいます。

前日の悔しさをパワーに変えて、個人戦に気合を入れなおしています！みんな燃えていますね。

個人戦D級の決勝戦　部屋は広々としていて優雅！贅沢な空間！

試合会場は近江神宮付近にある施設複数個所で行います。

D級決勝戦の部屋をのぞきました。こちらの部屋は非常に豪華です。
審判　元名人（岸田さん）
読手　元準クイーン

こんなに素晴らしい空間で試合ができるなんて、うらやましい限りです。

下の句が読まれる瞬間の動画を切り取った映像ですが、構えのポーズも個人差がありますよね。

D級個人戦　表彰式の風景

直近2回の大会では昇段戦で勝てずに、終わった瞬間その場で泣き崩れてしまった娘。

母は、今日、この日のために悔しい日々があったんだなと思いました。

だって、普段の大会では準優勝にトロフィー出ませんから！！！小さな銀色のトロフィーもらいました。

大会終了後のお楽しみ　近江勧学館で「かるたくじ」を引く

近江神宮の境内にある「近江勧学館」で大人気の「かるたくじ」。

競技かるたで使用する札を加工して、キーホルダーになっています。
上の句・下の句が描かれた「読札」
下の句が描かれた「取札」

好きな歌や歌人を狙って、何度も引いてしまうんですよね。滋賀県の大会に出たとき、どうしても姫の札が欲しくて5回ぐらい引いた記憶があります。

姫は出ませんでしたけどね。

1回300円で楽しめますが、むきになると恐ろしいです。

部活の仲間は皆2試合目までで終わってしまって、それなのに、5試合目まで待っていてくれました。

最後に
今日、この日を素敵な1日にしてくださった多くの方に感謝です。ありがとうございました。

切磋琢磨しながら仲間と共に成長していく子どもの姿は素敵です。親も一緒に成長できます。
そして心から楽しい１日でした。