こんにちは。凸凹シングルマザーのaumです。
子育てしていると子供から学ぶことって本当に多いですよね。
今回は、子ども達が切磋琢磨する姿から「仲間」の存在について考えてみました。
実際に間近で感じるものがあったんだね
娘と同じ習い事やっていてよかった
<この記事で分かること>
・切磋琢磨する子どもを間近で見た体験談
・目標を達成するために切磋琢磨できる仲間が必要な理由とその時に親がやるべきこと
仲間と切磋琢磨しながら成長する子ども達から学んだこと体験談
みなさん、広瀬すずさん主演の「ちはやふる」で話題になった競技かるたをご存知でしょうか。
2023年5月5日(日)第11回奥の細道結びの地全国競技かるた大会が開催されました。
大会会場はこちら。真剣に向き合うからこそ味わえる喜びや悔しさ。ここで、たくさんのドラマが生まれます。
普段の練習会で子ども達を間近で見てきた私が、実際に感じた「切磋琢磨から得られるもの」はこちです。
笑顔
切磋琢磨することで仲間と一緒に「勝つ」喜びを味わえる
悔し涙
切磋琢磨することで「負け」の悔しさを噛みしめ、次へ向かうパワーを維持できる
「笑顔」あふれる子ども
高校1年生の男子2名、それぞれD級とE級で出場。同じ時期にかるたを始め、切磋琢磨しながら5年間を共にしてきました。
試合後の控室では1勝するたびに2人で「ウェーイ!」とハイタッチを繰り返していました。
「仲間」だからこそ、相手にも頑張ってほしい。
「仲間」だからこそ、自分も負けたくない。
この2人の切磋琢磨が「勝ち」をもたらしたんだと思います。
優勝・準優勝という立派な成績で大会を終えました。
「悔し涙」を流した子ども
高校2年生の女子、親に勧められてかるたを始めて6年。
かるた部のある高校へ進学し、経験者としてチームを引っ張っていく存在。
高校での部活動、地元のかるたクラブ、それぞれの場所でそれぞれの仲間と切磋琢磨しながら練習を続けてきました。
「強くなければいけない、勝たなければいけない」というプレッシャーとの戦いもあったと思います。
昇級直前での敗退、悔し涙が止まらない。その場に泣き崩れてしまいました。
それでも「次の大会では絶対に昇級します!」という力強い言葉をくれたのは、仲間と切磋琢磨しながら真剣に練習してきたからだと思います。
子どもが目標を達成するためには、切磋琢磨できる仲間が必要
なぜ切磋琢磨できる仲間が必要なのか
・個人の能力がUPするから
仲間や同僚の存在が、お互いの行動や生産性に影響を与え合うことを、「ピア効果」といいます。
とくに能力が高い人が集まると、お互いに影響し合い、個人の能力や生産性がアップするという「正のピア効果」は、教育やビジネスの現場でも応用されています。
個人よりもチームで作業をする方が生産性が上がる、という研究結果も報告されています。
お互いの存在を意識することで競争心がわき、互いに励まし合うことができるという効果が期待できます。
ピア効果は能力レベルが近い場合にはプラスに働くことが多いのですが、逆にレベルが違いすぎると、やる気の低下などマイナスの効果を招く恐れもあるので注意が必要です。
お互いに刺激し合い、高め合うことのできる仲間は、個人の精神的安定や成長にとって、重要な存在となるでしょう。
切磋琢磨することで得られるポジティブな要素10選!
子どもが仲間と協力し、競争し、成長する機会をもつことは、社会的なスキルや精神的な強さを養う上で非常に重要です。
切磋琢磨で得られるポジティブな要素
1.友情の形成
2.コミュニケーションスキルの向上
3.協力とチームワークの学習
4.競争心の発展
5.問題解決能力の向上
6.自己認識の向上
7.新しいスキルの習得
8.リーダーシップの発展
9.忍耐力の向上
10.自己評価の向上
1.友情の形成
仲間との協力や競争を通じて、深い友情が芽生えます。
2.コミュニケーションスキルの向上
協力や意見交換を通じて、コミュニケーション能力が向上します。
3.協力とチームワークの学習
グループ活動を通じて、協力やチームワークの大切さを学びます。
4.競争心の発展
競争を通じて、目標を達成するための努力と競争心が生まれます。
5.問題解決能力の向上
仲間と共に問題を解決することで、問題解決能力が発展します。
6.自己認識の向上
他の人との比較を通じて、自分の長所や短所をより良く理解できます。
7.新しいスキルの習得
仲間との競争や共同作業を通じて、新しいスキルを習得する機会が得られます。
8.リーダーシップの発展
グループ内でリーダーとして行動する機会があり、リーダーシップの資質が育まれます。
9.忍耐力の向上
困難に立ち向かうことで、忍耐力と粘り強さが養われます。
10.自己評価の向上
仲間との交流を通じて、自己評価が向上し、自信を持つことができるようになります。
ポジティブな要素って色々あるんだね
切磋琢磨できる「仲間」って重要
大人(親)のやるべきこと
子どもに並走し応援し続けること
子どもが切磋琢磨できる環境を作ってあげる、導いてあげることが大人の役目ではないでしょうか。
子どもがキラキラできる場所を探してあげる、なければ作ってあげる、近い場所で一緒に走ってあげることが大切なのかなと思います。
ちなみに、大人にも「切磋琢磨」って必要?
必要!
最後に、
切磋琢磨できる「仲間」が親でも良いと思います。
親子で一緒に習い事も良いですよ。
始めは親が子供に合わせて並走してあげているはずが、いつの間にか子どもが先に行ってしまって、それを必死で追いかけることにります。
そんな子供の成長を間近で見られるって嬉しいものです。